子供の頃の記憶を辿りながら、千葉県の野生ランを探す
クモキリソウ開花、シャクジョウソウ
(第69回)06月
クモキリソウ開花、シャクジョウソウ
今回は探索ではなく、子供のお守りで川へ遊びに行きました。
ただ、この場所はmitsuさんが数年前にクモキリソウらしきランを見つけた場所に
近いので、開花しているのではなかいかと思い、見に行きました。
写真で見る限り、ジガバチソウの可能性もあると思っていましたが、
クモキリソウでした。
クモキリソウは、千葉県だと北の方に今だに多くの自生が見られるとの事ですが、
ジガバチソウと同じく、私の住む地域では、鹿や猪に食べられてしまうのか、
今では希少なランとなってしまいました。
帰り道、林道でムヨウランが生えていないか探しながら歩いていると、茎だけ残ったものや、花が枯れて残っているムヨウランが
ありました。
ムヨウランは最初に蕾で発見した時から、今まで山に5回ほど入りましたが、毎回ある程度の群生エリアに遭遇するので、
私の住む地域では、あまり珍しいものではなさそうです。
コツを掴めば、ミヤマウズラを見つけるくらいのレベルで見つけられるランだと思われます。
ただ、鹿や猪が好んで食べている可能性が高いので、蕾がまだ出てきたばかりのうちに探して、ある程度目星をつけておくとよいと思います。
ムヨウランを探していると、ギンリョウソウみたいなものを発見しました。
ただ、色が黄色み掛かって一つの茎から花茎が分かれているので、ギンリョウソウではなさそうです。
携帯が繋がるエリアでしたので、mitsuさんに連絡して写真を送り、ネットで調べてもらうと、シャクジョウソウ
だと判明しました。
私は初めて見たと思いますが、珍しいのでしょうか?ランではないので、よくわかりませんが...。
もう一箇所別のエリアにも生えていました。
まあ、ギンリョウソウと同じくらいあるのかもしれません。