子供の頃の記憶を辿りながら、千葉県の野生ランを探す
トンボソウか?!
(第11回)05月
未発見種コンプリートか!?
今回は、林道を散歩しながら、次回に来る時の為に良い森はないか、軽く見るつもりでした。しかし、
今日の散歩にmitsuさんが顔を出していました。「沢に行きたい」というので、急遽、沢へ降りる事になりました。
その途中の林道を歩いていると、雑木林が出てきました。このエリアは、クモキリソウを発見した場所と結構
近いです。気になってるmitsuさん、daisukeさんと中へ入りました。
すると、mitsuさんが「これ、葉が細いみたいなんだけど、オオバ?」
と聞いてきました。このようなやりとりは数回あったので、オオバノトンボソウだろうとは思いましたが、
一応確認すると、紛れもなく、葉が細いです。これは・・・もしかして・・・トンボソウ!?
私自身、見つけた事がないランで、オオバノトンボソウばかり生えているので、いつか見つかるかもと思っていましたが、
一向に見つからず、しかも葉が一枚しかない子株はオオバでも葉が細い為、判別できません。
ですから、開花の時期を選んで探さないと難しいです。
何度か確認しましたが、明らかに、近くに生えていたオオバノトンボソウと区別できます。
ついに、mitsuさんが未発見野生ランをコンプリート!?
しかし、開花して花を見るまでは油断できません。
ちなみに、daisukeさんは沢に降りると険しいので、帰り道を心配していました。
沢ではシュスラン、ミヤマウズラ、
ベニシュスラン、ヒメフタバランなどを発見する事が出来ました。
定番のコクランもあったので、daisukeさんと記念撮影。
私もシュスラン属が生えるような土手のような所で、アワチドリのように、こうべを垂れているような葉が出ている株を見つけました。
一見するとオオバノトンボソウですが、葉は細くトンボソウのようでした。もう一つ、可能性はかなり低いですが、
ムカゴソウにも似ています。どちらにしても、開花すれば、どちらかと判別できるでしょう。
今回の成果(コンプリート)
トンボソウ(未発見種)開花まで保留
コンプリート済み(再発見)※オオバノトンボソウは省略
ヒメフタバラン
コクラン
ミヤマウズラ
シュンラン
コクラン
ベニシュスラン