30年前の記憶を辿りながら、野生ランを探す

マメヅタラン発見!!

                

(第43回)9月

マメヅタラン発見!!

先日カシノキランを見つけたエリアに、再度出撃しました。着生ランは一種類見つかると、次々と他の種が同じエリアで見つかる 事が多いからです。これは、着生ランが同じ条件下で生育してる可能性が高いからなのではと思っています。
すぐにかなり高いところですが、ムギランの群生を見つけました。ただ、また200ミリで撮るはめに・・・。
車の中に置いてきてしまいました。


気を取り直して、今度はカメラに300ミリを付けたまま、双眼鏡片手に探索開始。
すると、以外な場所でセッコクを発見!




ムギランも!


撮った画像を確認すると、下の方に懐かしい着生ランが写っているではありませんか!
下の方を中心に撮影すると、マメヅタランがびっしり!!
ムギランとセッコクもコラボしています。


ネットを見ると、マメヅタをマメヅタランとしてアップしてしまっている人がいたり、マメヅタとマメヅタランの判別が難しいと言っている方がいます。
もちろん開花を待てば必ず判別できますが、開花を待たなくとも、ある程度の慣れがあれば判別できるようになると思います。
あまり画像が良くありませんが(下の画像)、中央上部にあるセッコクの下にある葉が、周りより大きいものがマメヅタ、さらに画面のほぼ 中央に、やはり周りより葉が大きいものもマメヅタです。その付近に茶色に見えるものがありますが、これがマメヅタの胞子です。
これ以外の少し小さな葉が連なるように生えているものがマメヅタランです。
ただ、画面上部には少しムギランも混じっています。


マメヅタランは思い出深い野生ランです。 今は亡き近所のおじいさんに連れられ、片道4時間ほどの道なき山へ分け入って、初めて見たランでした。 その場所は現在も探索中ですが、全く見つけられません。 そこで見たマメヅタランは木ではなく、岩盤に着生していて、子供の頃の記憶なので、オーバーかもしれませんが、 歩きながら隣にある岩盤に50m~100mくらいに渡って、ずっとびっしり群生していたと思います。
さらに近くの古木にはセッコク、ムカデランも自生していました。
その場所を見つけるまでマメヅタランは見つからないで欲しいという思いもありましたが、 ちょっと意外な場所で偶然見つけてしまうとは・・・。
今回の発見場所はかなり高い所に生えていて撮影も難しいですが、子供の頃に見た場所は手に届くような所に無数に生えて いました。
なんとか来年の開花時期(5月~6月)までにその場所を見つけたいと思っています。


今回の成果(コンプリート)
マメヅタラン