子供の頃の記憶を辿りながら、千葉県の野生ランを探す

ムカゴサイシンやっちゃいました

                

(第106回)06月

ムカゴサイシンやっちゃいました


昨年、大規模な群生地を何ヶ所か見つけていたムカゴサイシン。
満を持して開花を見に行きました。
すると、頭をもたげていて、まだ蕾みたいで...。


文献によると、花が咲き終わってから葉っぱが出てくると書いてあったのですが、花茎が伸びているもので、全部ではないものの、 かなりの個体が葉っぱも出てきていました。




ちょっと早かったのかと思い、4日後に見に行ってみると...。
全く変わらないな~と思い、でも頭が段々と上に向こうとしているので、よく見てみると...。


蕾なのに向こう側に透けている!?
ちょっと触ってみたら、粉が舞っていました...。
とっくに花が終わって種子になっていました...。
それを蕾だと思っていたとは...。
いやっどーも!!
この感じだと5月の終わりか、6月の頭に開花したみたいです。
自分のHPに「開花時期は5月の終わり頃から...」なんて載せてあるのに...。
なんでこの時期に咲くと思ったのか、自分でもよくわかりませんが...。
数年前に、なかなか開花シーンが見られない、ヒトツボクロの開花時期を見誤ってしまい、果実状態になった事を思い出しました。
ただヒトツボクロと違って、毎年咲くみたいなので、来年のお楽しみにします。
今までなかなか見つけられなかったのが不思議ですが、私の地域では、かなり広範囲に自生している事が分かりました (発見難易度を9から7へ変更)。
あ~見たかった...。




今回の成果(コンプリート)
なし