子供の頃の記憶を辿りながら、千葉県の野生ランを探す

クマガイソウ開花(新たな自生地にて)

                

(第110回)04月

クマガイソウ開花(新たな自生地にて)


いやっどーも。
お無沙汰しております。
やっと本格シーズンに入りましたので、ボチボチレポートを。
実は昨年9月にsinちゃんから
「(とある)ダムでボートでバス釣りしてて、ルアーを枝に引っ掛けちゃったので、岸に近づいたら、クマガイソウがあったよ!」
と連絡があり、早速数日後にsinちゃんをボートに乗せてポイント(?)に向かってみると、前日にこの地域に降った大雨の影響で、生えていた所が水没して濁流に飲み込まれていました...。
とにかく自生している所を撮影したかったのですが、葉っぱは残らずはぎ取られて、茎が数本だけ残っている無残な姿に...。
ボート代と急遽借りたモーターやバッテリー代合計6000円が...。
さすがにモロに水没してしまったので、来年無事に生えてくるのか?
生えてきたとしても花が咲くのか不安でした。
以前にsinちゃんが見つけた自生地では、場所が悪いせいか毎年見に行ってるのですが、花を持つことがなく数年が経過してしまいました。
しかし、ようやく昨年蕾がついて楽しみにしていましたが、開花時期に行ってみると、大量の毛虫に襲われて、花どころか葉もスカスカにされていました...。
咲かない原因はこれかもしれません。
つまり、ネイティブな自生地で開花を見たことは子供の頃以来ありません。
何とか野生の自生地で開花してるところを見たいと思っていました。
ボートでこの場所まで行けばある意味楽して確実にいけるのですが、もしなかった場合に無駄な出費(前回のトラウマ)となる為、陸から攻めて見ようと グーグルアースで付近を調べました。
この場所はダムと言ってもかなり上流域で、ほぼ川に近いのですが、水深はそれでも3mほどあるので、ボートがないと川側からの撮影は出来ません。
グーグルアースの情報をもとにいつも釣りでお世話になっているボート屋さんに伺ったところ、車でかなり近くまで行けるそうなので、行ってみることに。
ダム側から見ると、護岸された上部が竹藪になっていて、竹藪と護岸のちょっとした空間にまとまって生えている感じでした。
おおよその場所から竹藪に入って川沿いを進むと、見事に咲いていました!


予想はしていましたが、花が川の方を向いているので、アングルが...。










この絵ずらだと、かなり目立つように見えますが、ボートからだと目線より少し上の位置で、花も咲いていない時期に釣りをしながら見つけるなんてsinちゃん...。


次回はボートポジションから撮影してみたいと思います。




今回の成果(コンプリート)
なし