子供の頃の記憶を辿りながら、千葉県の野生ランを探す

アワチドリ新たな群生地発見

                

(第92回)06月

アワチドリ新たな群生地発見


いやっどーも。
雨ばかりですが、間隙をついてアワチドリの探索に出かけました。
1から2本程度の単発での自生は、かなりの広範囲で確認できるのですが、まとまって生えている群生地となると、50本以上生えている場所が一箇所、30本以上生えている場所が一箇所 と、なかなかありません。
以前から気になっていた2箇所に双眼鏡を持って出撃しました。
最初の場所は垂直に近い岩盤地帯で、肉眼では花らしきものは見当たりません。
双眼鏡で覗くと、イワヒバがありました。


岩盤の中央部にムギランも


岩盤に生えるムギランは子供の頃見た以来です。
如何にもアワチドリが生えていそうな場所でしたが、残念ながら自生は確認できませんした。
次の場所へ
ここは湿り気の多い場所で、ススキやゴヨウマツ、シランなどが混生していて、場所によっては緩やかな場所です。
肉眼では全く確認出来ないので、双眼鏡で覗いてみると...




上方の方が多いですが、徐々に下を見ていくと、見づらいですが、点々と生えています。












さらに目線の高さにも!








20本以上のまとまった自生が確認出来たので、満足です。 上方はまだまだ隠れている個体がありそうです。


今回の成果(コンプリート)
なし